貝製の腕輪。弥生時代に祭事で使われていたとみられる=佐賀市の佐賀大学美術館

はにわや陶片など106点が並ぶ=佐賀市の佐賀大学美術館

初期鍋島焼の陶片。細かく砕かれたものが発見された=佐賀市の佐賀大学美術館

 昨年度に県内の窯跡や古墳などから出土した品を紹介する「発掘された佐賀2019」が10日、佐賀市本庄町の佐賀大学美術館で始まった。106点が並ぶ。15日まで。

 県や市町の教育委員会などが毎年約40カ所を調査している。昨年度に発掘された資料のほか、近年の分析によって詳細が分かった品も展示。弥生時代の集落「大塚遺跡」(みやき町)の石棺墓からは女児の人骨と共に、貝製腕輪が出土した。祭事の時に使われていたとみられている。

 1650年代後半~60年代に造られた登り窯「日峯社下窯跡」(伊万里市)の物原(失敗品の廃棄場所)からは、初期鍋島焼の陶片が発掘。将軍への献上品のため、技術やデザインを盗まれないよう、細かく砕かれて破片になっている。

 展覧会は県と佐賀大が主催。14日午後1時から市町担当者らによる成果報告会がある。

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