東京商工リサーチ佐賀支店がまとめた佐賀県内の5月の倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同月比1件減の1件、負債総額は同9億円減の2千万円だった。倒産件数は2カ月連続で、負債総額は4カ月ぶりに前年同月を下回った。

 小売業で、「既往のシワ寄せ(赤字累積)」が原因による破産だった。小売業に関しては、3カ月連続で発生、業歴別では4カ月連続で30年以上の事業者の倒産が発生し、老舗企業の倒産が目立つ。

 今後の見通しについて同支店は、特に消費動向に影響を受けやすいサービス業、小売業での倒産が目立つことに着目する。「慢性的な人手不足に加え、伸び悩む個人消費から小売業など消費者に近い産業の動向から目が離せない」とする。

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