参加者に護身術を教える宮田健二さん(右)=佐賀市のアバンセ

 地域で活動する防犯ボランティア向けの研修会が9日、佐賀市天神のアバンセで開かれた。元警察官で福岡県安全・安心まちづくりアドバイザーの宮田健二さんが講師を務め、犯罪をする人の視点で考えることの大切さや護身術を指導した。

 宮田さんは約40年、福岡県警でさまざまな事件や防犯活動に携わった経験がある。研修会では「あいさつや声掛けが犯罪の抑止力となる」と説明し、建物への落書きなど「小さないたずらを見逃さない」ことが犯罪の機会をなくすことにつながると強調した。

 花壇の水やりを登下校時間に合わせて実施するなど、何かの「ついで」に地域が連携して防犯活動を行うことの大切さも訴えた。護身術講座では、人に手を捕まれたときの対処法を実演も交えてアドバイスした。

 研修会は県と県警、県防犯協会が「佐賀県犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくり条例」に基づいて開催した。県内で活動する防犯ボランティア団体や交通指導員、民生委員、学校関係者など210人が参加した。研修会は今年で5回目。

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