返礼品の見本を見せながら、アンテナショップの説明をする久住昌之さん(左)と横山浩一さん=佐賀県庁

久住昌之さんが描いた有田焼のマグカップや豆皿の返礼品

 東京に設置する実店舗とネット販売のアンテナショップで、佐賀の魅力を発信する民間のプロジェクトが始動した。8日、テレビドラマで知られる漫画「孤独のグルメ」原作者の久住(くずみ)昌之さん(61)ら発起人が佐賀県庁で事業を説明。ネットで資金を集めるクラウドファンディング(CF)で実店舗の開設費用を募る。

 ネットショップを中心にしたサービスで、名称は「さがモンshop(ショップ)」。CFで支援者を募集し、支援者が紹介した商品や製品を取り扱う。実店舗にはタブレットを配置し、店舗で気になった商品を注文する販売の仕組みをつくる。モニターを設置して県内の自治体とつなぎ、在京者に直接PRする取り組みも計画している。

 プロジェクトは佐賀に月1、2回訪れるというネットショップの運営などを手掛ける「オープンカク」(東京)の横山浩一取締役(58)を中心に昨年秋、持ち上がった。音楽関係で親交がある久住さんのほか、嬉野市の旅館や肥前吉田焼の関係者などが賛同して4月、ショップ設立の会を立ち上げていた。

 「佐賀の人が魅力を紹介し、東京の人が行きたくなる仕組みをつくりたい」と横山さん。久住さんは食材や温泉、風景など「佐賀の人が言わない」魅力を発信し、「自分が驚いたようにみんなにも驚いてほしい」と期待を込める。

 CFの目標金額は1500万円。返礼品として久住さんが描いた限定絵柄の有田焼豆皿セットなどがある。8月末まで募り、年内の開設を目指す。

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