隊員たちの操作訓練で飛行するドローン=唐津市の市文化体育館

訓練でドローンを操縦する隊員たち=唐津市の市文化体育館

 4月に発足した唐津市消防ドローン隊の運用開始式が8日、唐津市和多田の市文化体育館で開かれた。隊員たちは訓練で巧みに操縦し、災害現場の上空からの状況把握と迅速な対応に向け、決意を新たにした。

 前田将隆隊長が「ドローンの機動力を生かし即座に情報収集し、現場の活動につなげたい」と宣誓。峰達郎市長らも「有効活用と安全な運用に期待したい」とあいさつした。

 隊員たちは、赤外線カメラを搭載した救助用や2倍ズームを搭載した機体など3機の特徴を説明。飛行時間が最大31分で、時速72キロなどの性能も紹介した。

 崖下に落ちた人を救助する現場想定訓練では2機のドローンを操縦した。機体からの映像を基に、崖の形状や救助を求める人の位置を確認し、救助へ向かうという設定。隊員たちは機敏な動きで訓練をこなしていた。

 ドローン購入や操縦者育成費など市は本年度予算に334万円を計上していた。実働隊員11人のうち現在、国交省が公認する「飛行に係る許可・承認書」の認定は前田隊長を含めて3人。年度内に全員の認定を目指す。

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