認知症の人の対応や介護の工夫などの情報交換を図った「認知症の人と家族の会」の集い=佐賀市神野東の県在宅生活サポートセンター

 認知症の人や介護家族が参加して情報交換を図る公益社団法人「認知症の人と家族の会」(森久美子代表)の集いが7日、佐賀市神野東の県在宅生活サポートセンターで開かれた。認知症の人を抱えるのが初めてという家族も参加し、会員らが対処法や介護保険との関わり方についてアドバイスした。

 集いは毎年開かれている。本年度初めての集いでは、家族の会世話人でケアマネジャーの小池美鈴さんを招き、認知症本人と介護保険との関わりについての説明が中心となった。

 小池さんは「認知症が進むと、家族の人間関係も変わる」と話し、実例を挙げながら保険利用の進め方について助言した。認知症の場合、身体能力は高いので、保険適用は要支援に指定される場合が多いが、ケアマネジャーによって要介護になるケースもあると指摘した。

 このほか、認知症の人が外へ出向いた場合、着衣に付けたGPSで追跡する方法や、ごみ出しなどを見て一人暮らしする高齢者の認知症の進み具合を把握する方法など、会員からは次々とアイデアが飛び交った。

 家族の会代表の森さんは「認知症の人を抱えると、介護保険との関わりについて誰に相談したらいいのか分からない家族が多い」と話した。集いは今後、11月、2020年1月と3月に開かれる予定。問い合わせは同会県支部、電話090(2717)9955。

このエントリーをはてなブックマークに追加