鳥かごの中で元気な鳴き声を上げる保護されたカササギ=県内の飼育場

 文化財愛護の一環として、佐賀県は巣から落ちたカササギの幼鳥を保護している。本年度は11羽を保護し、6月までに7羽を放鳥して9日に1羽を放鳥予定。現在は3羽が鳥かごの中で元気に育っており、12日に放つことになっている。

 「カチガラス」の愛称で親しまれているカササギは、北半球全域に生息しているが、日本では佐賀平野を中心とする狭い範囲に限られており、天然記念物に指定されている。2月ごろ巣を作り、子育て期間となる4月下旬から7月上旬にかけて、天候や天敵の影響などで、幼鳥が巣から落下する事態が多発する。県はそうした幼鳥を保護し、保護した場所に近い場所で放鳥する。

 県の文化財保護室は「落下した幼鳥を見かけたら県庁文化財保護室か市町の教育委員会に連絡を」と呼び掛けている。

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