高校生たちが大学生を囲み、日常生活や進路について語り合った「カタリバ」=佐賀市の佐賀清和高

 高校生が大学生と日頃の悩みや進路について語り合う催しが6日、佐賀市の佐賀清和高で開かれた。同高探究文理科の2年生約100人が、福岡県内から訪れたボランティアの大学生ら24人と交流し、それぞれの将来像を見つめる機会にした。

 生徒たちは体育館に集まり、学生を囲んで談笑したり、悩みを打ち明けたりしながら、学校生活の振り返りや今後の目標を用紙に書き込んでいった。代表4人の学生による体験談の発表もあり、周囲の目と体形を気にしすぎて過食症になったり、いじめに遭ったりした話に耳を傾けた。

 女子大生と語り合った鶴田愛来(みらい)さんは「自分の悩みに共感してくれて、『やりたいことをやったほうがいい』と背中を押してもらった。海外ボランティアの目標に向かって頑張ろうと思った」。前田絢香さんは「将来を考えるきっかけになった。今日から小さなことでも始めたい」と語った。

 担当した吉田和生教諭(37)は「最近は将来を描きにくい生徒が多いように感じるが、今日は身を乗り出して話をしていた」と話した。

 「カタリバ」と呼ばれる全国的な活動の一環で、一般社団法人ピープラス(北九州市)の協力を得て実施した。佐賀清和は昨年度に佐賀県内で初めて実施し、今回で2回目になる。

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