古湯温泉街を散策する参加者=佐賀市富士町

食材の説明を熱心に聞く参加者=佐賀市富士町の「森の香菖蒲ご膳」

 中国のメディアやブロガーなどに佐賀の観光地としての魅力を紹介する旅行事業が、3日から3泊4日の日程で、佐賀市などで行われた。17人が県内の豊かな自然や地元食材を使った食事などを満喫した。

 4日は佐賀市富士町の森林学習展示館「北山森クラブ」でクラフト体験を楽しんだ後、同町の「森の香菖蒲ご膳」で昼食を取った。参加者は地元で採れた食材の説明に熱心に耳を傾け、天ぷらや吸い物に舌鼓を打った。古湯温泉街の散策では、晴天の下、豊かな緑を背景に写真を撮ったり、旅館やまんじゅう屋といった日本らしい建物を興味深そうに見学した。

 97万人のフォロワーを持つブロガーの朱海燕さん(25)は「ゆっくり楽しむことができる環境が佐賀のいいところ。古湯温泉街は街並みや緑がきれいで良かった」と笑顔を見せた。同じくブロガーの金暁蕾さん(36)も「今までにない体験ができた。海や山の幸がとてもおいしかった」と初めての佐賀を楽しんだようだった。

 事業は県観光課が主催。佐賀空港に到着後、隣県に移動するケースが多い中国人観光客に佐賀の魅力を知ってもらおうと企画した。

 一方で最近、佐賀はきれいな空気を吸う「洗肺(シーフェイ)」ができる場所として人気が出てきている。同課インバウンド担当主査の橋本典幸さん(36)は「中国人の目線で、県民が気づかない佐賀の魅力を見つけて発信してもらいたい」と期待している。

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