独創的な作品が集まる多久市美協展=多久市中央公民館

独創的な作品が集まる多久市美協展=多久市中央公民館

創立40周年を迎えた多久市美術協会の会員ら=多久市中央公民館

 多久市美術協会の会員23人の力作を集めた「多久美協展」が同市の中央公民館で開かれている。発足40周年を迎える今年は、会員が講師を務める教室の生徒たちの作品も展示。心象を自由に表現する創作の楽しさを伝える。8日まで。入場無料。

 絵画、写真、工芸、書の4分野で約70点を並べる。佐賀美協展や東京都美術館の展覧会に出された抽象画、厚紙を使ったコラージュなどの秀作も集まる。

 会員5人による書作品の中には、孫の成長を祈って記した「愛ありがとう」の文字を銅板に焼き写したものも。地域の祭りや中国の石仏を切り取った写真、丸い目と口で喜怒哀楽を表現した人形などが並ぶ工芸のブースも目を引く。

 公民館のサロンや教室に通う生徒たちは絵手紙や書作品を出展。「活動の励みになる」と喜んでいる。

 協会は1979年に発足。会員数はピーク時の半分以下になったが、80歳を過ぎても精力的に創作に励む人もいる。25年間、会長を務める角田隆宣さん(72)は「活動によって人生が豊かになり、新たな作品が生まれるよう、次の世代につないでいきたい」と話す。 

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