災害時の応援協定を結んだ武雄市の小松市長(左)と太宰府市の楠田市長=太宰府市役所(武雄市提供)

 武雄市は1日、福岡県太宰府市と「災害時相互応援に関する協定」を結んだ。物や人の支援に加え、市民ボランティアあっせんという民間の支援を初めて盛り込んだ。

 武雄市は2011年の東日本大震災、12年と17年の九州北部豪雨、16年の熊本地震で、市民や企業、市職員らでつくる復旧ボランティア「チーム武雄」を26回、派遣している。災害時の取り組みとして定着しており、協定に盛り込むことにした。

 協定締結は太宰府市の楠田大蔵市長が5月の全国市長会の際、以前から知り合いの小松政武雄市長に提案した。武雄市は市民ボランティアあっせんのほか、「避難者受け入れと住宅あっせん」「平常からの情報交換」などこれまでの協定にない項目も提案し、合意した。

 太宰府市役所で1日、両市長らが出席して協定を結んだ。小松市長は「行政だけでなく市民を含めた支援を考え、災害対応をさらに強化したい。平時からの職員の交流にも力を入れたい」と話す。

 武雄市の県外自治体との災害時応援協定締結は、大阪府高槻市や長崎県長崎市、大村市、諫早市に次いで5市目。

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