開館20周年を迎える佐賀県立宇宙科学館=武雄市武雄町

 武雄市武雄町の佐賀県立宇宙科学館が8日、開館20周年を迎える。宇宙や科学、佐賀の自然が学べる施設としてこれまでに約470万人が来館した。5日に記念セレモニーがあり、子どもの夢を育む施設としての発展を誓った

 宇宙科学館は1999年7月8日、プラネタリウムや天文台に加え、リニアモーターカーや宇宙遊泳が疑似体験できる展示企画を備えてオープンした。2011年にプラネタリウムを改装、15年には高さ4・5メートルのワイヤー上で自転車に乗る「スペースサイクリング」など23の新企画を入れる大幅リニューアルもした。

 現在は3階建て延べ床面積約8300平方メートル(展示面積2800平方メートル)の施設に「地球発見」「宇宙発見」「佐賀発見」の3ゾーンのほか、ものづくり工房などを設けている。16年から指定管理者制度を導入、年間100件を超える学校への授業支援もしている。

 来館者数は02年に100万人、07年に200万人、11年に300万人、16年に400万人を突破。19年3月末までに471万人が来館している。19年度の年間来館者は28万2972人。

 記念セレモニーには約80人が出席、山口祥義知事が「未知で夢が膨らむ宇宙の世界を佐賀の子どもたちに教えてほしい。年間30万人来館を目指し、素晴らしいものをつくり、発信していきたい」とあいさつした。渡辺勝巳館長は「宇宙を起点として青少年の夢とロマンを育み、科学する心に火をつけたい。佐賀からノーベル賞学者、宇宙飛行士を出すきっかけ、役目を担いたい」と謝辞を述べた。

 20周年記念で6、7日は、高校生以下は常設展示、プラネタリウムとも無料で入館できる。

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