中林梧竹の書風などを紹介する谷口記者=小城市の小城中

 幕末や明治維新期の佐賀について佐賀新聞社の記者が解説する出前授業「さが維新塾」が3日、小城市の小城中(槇原靖宏校長)で開かれた。生徒33人が小城市出身の書家、中林梧竹(なかばやしごちく)(1827~1913年)について学びを深めた。

 多久島文樹NIE推進デスクが梧竹の生涯を説明した後、多久小城支局の谷口大輔記者が教壇に立った。谷口記者は、師である余元眉(よげんび)との出会いが梧竹に大きな影響を与えたことや、名の知れた書家であったにもかかわらず、依頼されれば無償で筆を執ったという気さくな一面を紹介した。小城市民が製作した梧竹の生涯を描いた映画「天山(やま)の如(ごと)く」にも触れ、「梧竹を身近に感じ、勉強するきっかけにしてほしい」と生徒らに語り掛けた。

 1年の木下晴允(はるま)さんは「副島種臣と共に二大書家と呼ばれていることなど、以前より梧竹について知ることができた」と話した。同じく1年の古賀光鏡(みつあき)さんは「書を広めてすごいと思った。小城にこんな人がいるということを広めていきたい」と笑顔を見せた。

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