佐賀地方・家庭裁判所長に就任し、会見で抱負を語る青木晋氏=佐賀市の佐賀地裁

 佐賀地方・家庭裁判所長に5月18日付で着任した青木晋氏(57)が2日、就任会見に臨み、「分かりやすい裁判、利用しやすい裁判を目指す。適切かつ迅速な裁判の実現のため環境整備に取り組みたい」と抱負を述べた。

 青木氏は福岡市出身で早稲田大卒。東京家裁判事や東京高裁判事などを歴任した。1989年に裁判官として佐賀地裁・家裁へ着任して以来、佐賀での勤務は2回目。前回の勤務では連続放火の否認事件や銀行強盗殺人事件などを経験し、「重大な事件の主任裁判官として判決に苦労した」と当時を振り返った。

 「佐賀は裁判所の規模が小さく職員数も少ないため、1人が担当する範囲が広くなってしまう」と述べる一方で「機動性に優れている強みがある」とも語った。

 佐賀の印象については「自然と伝統が調和した静かで美しい街。温泉や伊万里、有田の焼き物など佐賀の文化を楽しみにしている」と話した。

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