基準値を超える水質汚染があったとして、佐賀県が安定最終処分場の使用停止を命じていた西松浦郡有田町の産業廃棄物処理業者「西ノ浦開発」(髙力勝則社長)に関し、県は3日、廃棄物処理法に基づく改善措置を完了できなかったとして、4日までだった履行期限を1年延長すると発表した。改善措置が終了するまでの使用停止も命令した。

 県によると、処分場から出た水を検査した結果、化学的酸素要求量が基準値の2・5倍に当たる1リットル当たり100ミリグラム検出された。140ミリグラムだった昨年6月と比べると改善は見られるという。

 同社は今年6月から、化学的酸素要求量を減少させるためにバイオ液の散布を開始した。すぐに効果が出ないことなどから、6月24日、県に履行期限の延長願を提出していた。

 県循環型社会推進課は「(履行期限は)安易に延長するものではない」とした上で「責任を持って改善してもらうための延長。(散布から)1カ月では判断できないので、効果を見極める必要がある」としている。

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