西松浦郡有田町、武雄市、嬉野市は3日、3市町で観光PRや地域づくりを推進する「連携会議」を設置した。焼き物や温泉などの共通資源を生かした観光振興や活性化事業を展開し、行政の枠を超えてエリアで共通課題に取り組む。

 武雄市役所で小松政武雄市長、村上大祐嬉野市長、松尾佳昭有田町長が記者会見して発表した。「ありったけのうれしいを。」をキャッチフレーズに「有田・武雄・嬉野地区連携会議」として事業を行う。

 3首長は設置の背景に(1)観光が行政の枠を超えて広域化している(2)人口減少などの共通課題がある(3)2022年度に九州新幹線長崎ルートが暫定開業する-ことを挙げ、行政だけでなく民間も含めて地域振興に取り組む考えを示した。

 本年度は観光分野を中心に取り組む計画で、共通資源の温泉、陶磁器、あかりを生かし、器と食と健康をコンセプトにアクティブシニアをターゲットにした事業を展開する。第1弾として、9月末に福岡・天神で開かれる音楽イベントに、3市町の食材でオリジナルメニューを作って共同出店する計画を進めている。

 連携会議は必要に応じて3首長が集まるほか、若手職員のプロジェクトチームも立ち上げて事業アイデアなどを練る。3首長は「3市町で大きな大会やサイクリングなどの広域イベントも誘致できる。地域を再発掘してブランドイメージをつくりあげたい」などと意欲を見せた。

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