オペラ「ドン・パスクワーレ」を上演したスロヴァキア国立歌劇団のメンバー=上峰町町民センター

 小中学生を対象にしたスロヴァキア国立歌劇団によるオペラ公演が2日、上峰町民センターで開かれた。上峰小の5、6年生と上峰中の全校生徒合わせて約480人が、めったに鑑賞する機会がない本場のオペラに見入った。

 日本各地で公演を開いている同歌劇団が久留米市や佐賀市で公演するのに合わせ、「佐賀スロヴァキア・オペラ交流の会」(江頭ひとみ会長)が、「子どもたちに本場のオペラを聞かせたい」と開いた。学校を対象にしたオペラコンサートは昨年の千代田中(神埼市)に続いて2回目。

 公演前に、国立オペラ歌劇場のルドルフ・フロマダ総支配人が、同国の首都の位置や観光名所などを紹介。オペラとオペレッタの違いなども説明した。公演ではオペラ「ドン・パスクワーレ」のダイジェスト版を上演。ソリストたちの圧倒的な歌声に聞き入りながら、約1時間の公演を楽しんだ。

 初めてのオペラ鑑賞という上峰中3年の高島麻由さんは「歌声が響いていて感動した。ソリストの表情の豊かさも心に残った」と話した。

 歌劇団のメンバーは同日、佐賀市役所を表敬訪問した。佐賀公演は4日午後6時半から、県立美術館ホールで開かれる。

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