浮沈子を動かして観察する生徒ら=佐賀市の中川副小

浮沈子を動かして観察する生徒ら=佐賀市の中川副小

浮力の実験に注目する生徒ら=佐賀市の中川副小

 東京工業大学同窓会・蔵前工業会のメンバーによる理科実験教室が6月28日、佐賀市川副町の中川副小で開かれた。4、5年生25人がペットボトルの実験道具を制作し、浮力の原理を学んだ。

 教室では電子黒板を使って説明した後、実験道具を制作した。ペットボトルに水を満たし、中に魚形のしょうゆ差しを使った「浮沈子ふちんし」を入れたもので、手で圧をかけると浮沈子が上下移動し、浮力に気付く仕組みになっている。

 指導者は「なぜ動くか、観察しよう」と問い掛け、「分からないならやってみる」「『どうして』を考えることが大切」など学ぶ姿勢につながるアドバイスを交え、いろいろな実験を繰り広げた。5年生の中山翔太君は「水に沈むには体積が関係すると分かった。またすごい実験をしたい」と笑顔で話した。

 教室は同窓会メンバーでつくる「くらりか」が、小学生を対象に理科の楽しさ、面白さを伝えようと2005年から開いている。全国にいる約200人のメンバーが各地で授業を行い、佐賀での活動は4年目。今回は同窓会の関東支部の3人と佐賀支部の4人が、実験や工作をサポートした。

 くらりか代表の剱持(けんもち)克夫さん(73)=神奈川県=は「作った実験道具はプレゼントした。家族に説明するなどして、さらなる学びと親子触れ合いの時間になれば」と語った。前日は同市諸富町の諸富北小と諸富南小でも開いた。

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