伊万里市と西松浦郡有田町が共同運営する伊万里有田共立病院(有田町)の2018年度決算が、12年の開院以来初めて単年度収支で黒字になる見通しになった。7億円余りの累積赤字を解消するため、収入の確保や経費削減などの経営健全化に取り組んだことが奏功した。

 深浦弘信伊万里市長が1日の定例記者会見で明らかにした。

 病院によると、18年度は入院や外来の収益が前年度比8500万円増加した。一方で、医療行為に関する材料費を3千万円削減することができ、速報値で9100万円の黒字になった。

 病院は開院から赤字経営が続き、17年度決算での累積赤字は7億1800万円に達した。18年度に両市町の年間負担金を計7500万円増やすとともに、収支改善計画を策定した。病院の事務担当者は「負担金の増額分を差し引いても黒字になっており、今後も経営の改善を進めていきたい」としている。

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