玄海ホットランナーが売り出している「いちごさいだー」(左)と「みかんさいだー」を持つ世戸耕平代表

 玄海町や唐津市の1次産業従事者らでつくる団体「玄海ホットランナー」が、町産のミカンやイチゴを使ったサイダー2品を開発した。「地元を愛する人を増やし、にぎやかな地域にしたい」との思いから、地元産品で商品開発に取り組んでいる。

 団体は2015年、「地元資源で稼ぐ」をモットーに農業者や漁業者、自営業者らで立ち上げた。30~60代の約10人が所属する。

 発足当初は、玄海町の食材を使った料理を提供する出張キッチンとして活動。町内外のイベントに月1回のペースで出店し、マダイの塩焼きや佐賀牛のステーキなどを販売した。

 2年目以降は、町産食材を使った特産品の開発に力を入れる。ミカンやイチゴのサイダーは、子どもも安心して飲めるよう着色料などは使っていない。地元のスポーツクラブなどに配布し、好評を集めている。

 サイダーに使う果物は、町の農家から規格外の品を正規の値段で仕入れている。グループの代表で自営業の世戸耕平さん(39)は「生産者にきちんと対価を支払うことで地域産業に貢献したい」と話す。

 現在は第2弾としてデザート開発に取り掛かっている。「地道に活動を続けることで、自分もやってみようかなと思ってくれたらうれしい」

 サイダーは、唐津市枝去木の上場亭の直売所で販売している。税込み216円。町内の飲食店でも販売している。

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