惑星の観察にお勧めの口径20センチの屈折赤道儀望遠鏡。昼間は太陽の観察も可能

 佐賀市郊外のブルースタジアムに隣接した星空学習館は、屋上の丸いドームが印象的な建物だ。3年前から佐賀天文協会が運営を引き受け、主に天体観察会や天文を中心にした科学の出前授業、工作体験などを行う生涯学習の拠点としての役割を担う。

 夏休み期間は七夕まつりなど天文関係の行事に加え、有明海の魚の観察や割れにくいシャボン玉作りなどたくさんの楽しいイベントを予定。天文ファンに加え幼児から学生、お年寄りまで幅広い年代に親しまれている。

 毎週末に開催される無料の定例観望会(天候不良の場合中止)も人気を集める。7月の夜は、M13球状星団や月と木星の接近などがテーマとなっている。

 「謎だったことが解明されると新たな謎に直面する。科学が発達した分、次々に分からないことが増えてくる。そこを調べていく面白さがあります」と、副館長で天文指導員の早水勉さんは宇宙の魅力を語る。

 今年はしま模様の木星や輪っかのある土星が例年より見えやすいとのこと。天の川に織り姫星(ベガ)、ひこ星(アルタイル)、赤いアンタレスに木星や土星まで、夏の夜空はにぎやかになりそうだ。(地域リポーター・富崎喜代美=佐賀市)

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