伊東潤さん

 早稲田大学の創始者で、内閣総理大臣を2度務めた大隈重信を主人公にした歴史小説「威風堂々」の連載が8月2日から、佐賀新聞で始まる。執筆は歴史小説家で吉川英治文学新人賞など受賞多数の伊東潤さん=横浜市出身=で、来年夏までの予定。 

 小説は、幕末の佐賀藩に生まれ、明治期に藩閥政治から立憲・政党政治への道筋を切り開いた大隈の思想と生涯を描く。10代藩主・鍋島直正をはじめとする佐賀藩の主要な人物や福沢諭吉、伊藤博文ら、時代の転換期を駆け抜けた男たちとの関わりを通し、彼らの生き方に迫る。

 伊東さんは外資系企業の日本法人責任者などを経て、2006年にコンサルティング会社を設立した。翌07年に「武田家滅亡」でデビュー。第34回吉川英治文学新人賞、第20回中山義秀賞など受賞歴多数。挿画は佐賀市の日本画家大串亮平さんが担い、題字は佐賀県高校文化連盟書道専門部に所属する高校生が週替わりで担当する。

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