山口均さん

 玄海町や鎮西町で旅館を経営している。今は九州電力玄海原発3号機の定期検査が始まり、大勢の作業員が泊まりに来ているため忙しい。4号機の検査が終わる11月ごろまで繁忙期だろう。実務は子どもたちに任せている。社長の役職も、そろそろ明け渡そうと考えている。

 生まれは徳島県で、4歳の時に玄海町に越してきた。原発の工事が始まったのは20歳のころ。原子炉ができるにつれて道路が舗装され、橋が架かるなど町の風景が変わっていったのを覚えている。原発が建っている場所は、子どものころよくサザエを捕った思い出の場所だ。

 少子高齢化が進んだ。町には働く場所がなく、若者は町外に出てしまっている。原発のおかげで財源はあるのだから、人口が増えるような施策をやってほしい。(玄海町今村)

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