女性団体などでつくる実行委員会が開いた県母親大会。「安保関連法に反対するママの会」発起人の西郷南海子氏が講演した=佐賀市のアバンセ

 佐賀県母親大会が6月30日、佐賀市のアバンセで開かれた。「安保関連法に反対するママの会」の発起人の西郷南海子氏が「ママが子どもの未来にできること」と題して講演し、約300人の聴衆が耳を傾けた。

 西郷氏は2015年にママの会を会員制交流サイト(SNS)上で立ち上げた。当時4歳だった娘が「きょうのよる、せんそうにならない?」と寝る前に聞くようになったことがきっかけだったと明かした。

 「あっという間に共有されて、北海道から沖縄までママの会ができた」と振り返り、全国の母親たちが、集団的自衛権を行使できるようにした安倍政権に対し、不安や不満を抱えている証だと説明した。

 改憲を掲げる安倍政権に対し、立憲主義の立場から「9条だけでなく、皆が幸せになっていいという、憲法13条の幸福追求権がこれからの運動で鍵になる」と指摘した。政治への無関心が広がる中、「専門用語ではなく、子どもや関心がない人にも分かる言葉を選ぶべきだ」と語った。

 大会は女性団体などでつくる実行委員会が開き、56回目になる。

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