シチメンソウの苗を植える市民ら=佐賀市東与賀町の東与賀海岸のシチメンソウヤード

 佐賀市東与賀町の東与賀海岸に群生する塩生植物「シチメンソウ」の生育が厳しいことを受け、市職員、ボランティアら約40人が28日、現地で移植作業に取り組んだ。秋の観光シーズンに向け、「シチメンソウヤード」と呼ばれる区画約280平方メートルに苗を植えた。

 昨年10月に立ち枯れが発生したため、同12月と今年2月に種をまいたが、ほとんど発芽しなかった。6月に2度ほど試験的に移植を行った。

 この日は町自治会、東与賀まちづくり協議会、シチメンソウを育てる会、県有明海漁協青年部、東与賀小校長などが参加した。角材で深さ約5センチの穴を空け、ヤードの外で自生している苗を植えた。7月6日にも実施する予定。

 参加したまちづくり協議会の女性(66)は「暑くて作業がちょっと大変だった。苗が根付き、秋に赤く色付いてくれればいいが…」と期待を込めた。

このエントリーをはてなブックマークに追加