九州電力は28日、6年間寄付を保留していた鳥栖市の九州国際重粒子線がん治療センター(サガハイマット)、早稲田佐賀学園(唐津市)、唐津市民交流プラザに2018年度分から寄付を再開したことを明らかにした。

 東京電力福島第1原発の事故発生を受け、管内の原発が停止した後の12年度以降、業績悪化を理由に保留していた。池辺和弘社長は昨年7月末、財務改善を理由に3施設に寄付を再開する方針を示していた。

 九電が27日公表した「サステナビリティ報告書」で18年度の寄付総額は、前年度の約7千万円から約10億6千万円に増えている。サガハイマットを含めた「医療・健康」分野は総額の38・5%(約4億円)を占めた。3施設の個別の寄付額は公表していない。

 九電が予定する寄付総額は、サガハイマットに39億7千万円、早稲田佐賀学園に20億円、唐津市民交流プラザに5億円。これまで寄付した額も公表していない。

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