伊万里市、西松浦郡有田町と佐世保市を結ぶ第三セクターの松浦鉄道(本社・佐世保市)は28日、株主総会を開いた。2018年度の当期純利益は、燃料となる軽油代の上昇や自然災害などの影響を受け、1650万円の赤字だった。赤字計上は6年ぶり。

 運賃収入は前年度比0・5%増の6億7581万円。沿線地域の人口減少や少子化で定期利用客が前年度比約1万人減ったが、一般客はビール列車などのイベントやPR活動が奏功して約1万4千人増えた。

 一方、営業費用は、人件費の増加に軽油代の上昇や自然災害復旧など外的要因も重なり、前年と比べて2149万円増加した。国庫や沿線自治体からの補助金総額は2億2478万円。

 今里晴樹社長(62)は「残念ながら6年ぶりの赤字となったが、一般客の数はここ数年好調に推移している。経営環境が厳しい中でも、一般客をこれまで以上に増やし、地域交通を維持していきたい」と話した。

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