「リデコ」の開設に期待を寄せる(左から)宮崎耕治学長、秀島敏行市長、天賀光広社長、榊原彰氏=佐賀市のグランデはがくれ

何もない場所に物が映し出され、動かしたりできる端末「ホロレンズ」を体験する参加者=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県内のIT企業など4社が中心となり、佐賀大学内に7月に開設する次世代コンテンツの開発拠点「redeco(リデコ)」のオープニングイベントが27日、佐賀市で開かれた。製造業やIT企業の担当者ら約120人が新たな拠点の開設を祝い、日本マイクロソフトの最高技術責任者の榊原彰氏が特別講演した。

 リデコは地方でのコンテンツ制作業務に加え、人材育成や雇用創出を目的に、佐賀市と佐賀大を含めた産学官で設置する。秀島敏行市長は「新しい技術や仕事が生まれる拠点になることを期待している」とあいさつし、宮崎耕治学長は「コンテンツを社会に発信し、人材を佐賀で育てていきたい」と意欲を見せた。

 プロジェクト代表幹事でとっぺん(佐賀市)の天賀光広社長は「4社がリデコを楽しみながら活用し、新たな価値の創造ができれば」と語った。

 講演で榊原氏は、マイクロソフトが開発した現実空間に仮想空間を重ね合わせたMR(複合現実)を体験できる端末「ホロレンズ」の活用事例を紹介。「ゲーム市場だけでなく、製造業などでも使われ、市場は広がっている」とその可能性を説明した。体験会もあり、来場者が現実世界と重なってレンズ内に見える架空の3D(立体)映像に触れるように手を動かして楽しんでいた。

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