国営諫早湾干拓事業(長崎県)で潮受け堤防の排水門を閉められ、漁業不振になったとして、諫早湾や周辺の漁業者が排水門を開くよう求めるなどした2件の訴訟で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は漁業者の上告を退ける決定をした。漁業者敗訴が確定した。26日付。「閉門維持」が最高裁で確定するのは初めて。

 排水門を巡っては、この2件とは別の訴訟で既に「開門」を命じる福岡高裁判決が確定。一方、営農者らが求める「開門禁止(閉門)」を命じる司法判断もあり、ねじれ状態が続いている。7月には、別の訴訟の弁論が最高裁で開かれる。長年続いた法廷闘争が終結に向かうかが注目される。

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