通常国会が26日に閉会し、与野党は7月4日公示、21日投開票の参院選に向けて事実上の選挙戦に入った。実質的な一騎打ちが予想される佐賀選挙区(改選数1)では、自民党現職の山下雄平氏(39)が「やり残したことがある」と再選に強い意欲を示し、国民民主党公認の元職犬塚直史氏(64)は「佐賀が参院改革の先頭に立つ」と対決姿勢を鮮明にした。

 山下氏は国会閉会後に取材に応じ「6年前、議員として初めて国会の赤じゅうたんを踏んだ時、職務の重みを感じたことを昨日のように覚えている」と、国会議員として初の任期を全うした実感をかみしめた。「やり残したこともあり、だからこそまたこの国会に戻ってきたいという思いを新たにした」とも述べ、27日の朝一番の飛行機で佐賀に戻り、準備を進める。

 犬塚氏は国民民主の小城市議とつじ説法を行い、労働組合や市民団体の集会に参加した。「2千万円の貯蓄が必要という年金の問題は県民も怒っている」と指摘し、与党の国会対応を「(後半は)予算委員会も開かずに逃げ回った」と批判した。その上で「佐賀は(野党が候補者を一本化した)32の1人区の先頭に立っている。徹底的に追及したい」と選挙戦を見据えた。

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