伊万里市議会の一般質問は24~26日にあり、議員11人が公共施設の統廃合計画などをただした。

 【公共施設の統廃合計画】市は所有する公共施設の多くで老朽化が進み、維持費が財政を圧迫するため、約200施設の統廃合を計画している。計画の策定手順や議論の進め方について質問が相次いだ。山邉賢一政策経営部長は「10月から施設の評価システムを使って維持コストなどを算出し、データを基に基本的な方針案をつくって市民に示したい」と説明。計画を進めるための専門部署を来年4月に新設する考えを示した。

 また、市の財政に関する地区説明会の参加者が区長など一部の市民に限定されたことに関し、深浦弘信市長は「今回の説明会は市民に伊万里のことを知ってもらう始まりと考えている」と述べ、今後は幅広い市民と市の将来像について議論を進めたいとした。

 【市役所庁舎の移転計画】深浦市長は昨年の市長選で、市役所の移転を公約の柱に据えていた。進ちょく状況を尋ねられた山邉政策経営部長は「市役所庁舎も公共施設の一つと位置付けている」とし、統廃合計画の中で検討していくと答弁。深浦市長は「伊万里中学校や東山代小学校の改築など大きな事業が控えており、これらのめどが付いてから具体的な検討に入りたい」とした。

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