一玄社の第48回書道展で、作品を鑑賞する来場者=唐津市近代図書館美術ホール

 唐松地区の書道グループ「一玄社」の第48回展が26日、唐津市近代図書館美術ホールで始まった。会員12人が臨書、漢字、かな、調和体の作品や「心」をテーマにした少字数書など61点を展示している。30日まで。

 「心」のテーマでは会員たちの個性が際立つ。理事長の吉村玄雲さん(唐津市)は中国雲南省のナシ族に伝わる象形文字の一種トンパ文字を用いた。副理事長の寺田蒼玄さん(玄海町)は青墨の柔らかな線で“広い気持ち”を表した。

 また、昨年の県書道展で準大賞となった牧山黄華さん(唐津市)の少字数書「運」はダイナミックな筆運びで迫力に満ち、中山薫風さん(玄海町)の「貫」も濃淡を生かした力強い筆致に勢いを感じさせる。

 団体を創設した故池田玄陽さんの遺作「天如水」も展示。寺田副理事長は「会員たちが思いを込めた作品の数々を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

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