文化活動に励む高校生に「好きな気持ちを捨てないで」と話す小城乃はなさん=福岡県大川市の花チャン屋

おぎまんがの総文祭の回の一部

 小城市の観光地や人を描いた「おぎまんが」の作者で、花屋を営む小城乃はなさん(56)=福岡県大川市。おぎまんがで総文祭のPRをしたり、新聞部門の高校生へ向けて講演をするなど、さが総文の盛り上げに一役買っている。

 大川市出身。高校卒業後はデザインの専門学校に通ったが、まわりは絵のレベルが高い人ばかり。「絵を仕事にするのは無理ばい」と諦め、白石町の花屋で修業した後に「花チャン屋」を開業した。

 仕事の傍ら、サガン鳥栖サポーターとして新聞を作るなど、イラストを描き続けてきた。それがきっかけとなり、「おぎまんが」やポスターなどの依頼が舞い込んだ。花屋を訪れる客の温かな思いに触れることも、作品に生かされているという。

 「仕事の経験が作品の糧になることだってある。好きなことを持って、それで何を伝えたいのかを考えてみて」と生徒たちに呼び掛ける。

 小城市の情報発信サイト「おぎゅっと」で漫画を公開して約2年。取材した小城の魅力を伝え、「懐かしさを感じてもらい、人の糧になったかなと思うこともある」とやりがいを話す。さが総文の本番に向けて各部門で準備を重ねている高校生には「好きな思いを捨てないで、頑張ってほしい」とエールを送る。

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