4月の統一地方選前に有権者に歳暮などを贈ったとして、公選法違反(寄付行為の禁止)の疑いで書類送検されていた佐賀県杵島郡江北町の田中宏之町議(62)=3期=は25日、「一身上の都合」として、議長に辞職願を提出した。

 辞職願は同日付。議会では、議会運営委員会の委員と正副議長が対応を協議した。西原好文議長(59)は「早い時期に結論を出したい」とした上で「議会として重く受け止めている。今後、公選法に関する勉強会を開くなどして襟を正していきたい」と話した。

 田中町議は「地検が捜査をしているが、議会に欠員を出さないためにも、辞職すれば繰り上げ当選があるこの時期に決断した」と説明。「支持者からは応援する声もあったが、これ以上議会や町民に迷惑をかけられないと改めて感じ、辞職願を出した」と話した。

 町選管によると、4月21日投開票された町議選から3カ月以内に欠員が出た場合、次点の候補者が繰り上げ当選する。

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