兒玉浩明氏

 佐賀大学は25日、外部有識者や学部長でつくる学長選考会議(議長・中尾清一郎佐賀新聞社社長、14人)が任期満了に伴う次期学長に理事で副学長の兒玉浩明氏(58)を選出したと発表した。任期は10月1日から4年間。

 学長選考には、届け出のあった兒玉氏、門出政則・海洋エネルギー研究センター特任教授、山下秀一・医学部附属病院長、渡邉啓一・農学部附属アグリ創生教育研究センター副センター長の4人が候補適任者になっていた。6月中旬に実施した学内の教職員の投票による意向調査では渡邉氏が最多の289票で、次いで山下氏の200票。兒玉氏は3番目の124票で、門出氏は87票だった。

 学長選考会議は24日の会合で、4人への面接の後、委員12人による無記名投票を行った。1回目は過半数の得票者がいなかったため上位3人の決選投票となり、兒玉氏が最も得票が多かった。得票数などは公表していない。大学総務部は「意向調査結果は選考の参考に資するための情報の一つであり、どう活用するかは各委員の判断による」としている。

 兒玉氏は大分県出身で、佐賀大理工学部卒、九州大大学院理学研究科博士課程修了。2009年に佐賀大理工学部教授に就任し、アドミッションセンター長や入試改革推進室長などを経て17年10月から現職。佐賀大・佐賀医科大統合(03年)後、理工学部系から学長になるのは初代の長谷川照氏に次いで2人目で、佐賀大卒は初めてとなる。

このエントリーをはてなブックマークに追加