空き地に群生するオオキンケイギクを取り除く小城の自然を育てる会のメンバー=小城市小城町

 小城市の市民グループが、特定外来生物に指定されている「オオキンケイギク」を除去する活動を続けている。繁殖力が強く、在来種を駆逐するとされる植物で、群生する市内の空き地や河川敷を回り、手作業で取り除いている。

 市民有志でつくる「小城の自然を育てる会」(小栁平一郎会長)が5月、環境保全に関する県の補助金を活用して活動を始めた。小城町を中心に週1回のペースで毎回十数人が集まり、開花が終わる7月上旬まで除去を続ける。

 作業は1時間ほどだが、毎回、軽トラックの荷台いっぱいになるという。小栁会長(77)は「放っておけばどんどん増える。まずは自分たちで行動を起こし、広く危険性を知ってほしい」と話し、市民向けの学習会も計画している。

 環境省によると、オオキンケイギクは高さ30~70センチで、5~7月にオレンジ色の花をつける。栽培や運搬、販売は法律で禁止され、違反すると、個人でも最大300万円の罰金か3年以内の懲役が科せられる。

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