浪漫座で演奏するピアノデュオの「鍵盤男子」=佐賀市柳町

8月に有田町で行われる「ARITA CLASPA!」をPRする「鍵盤男子」

 有田焼の伝統文化と西洋のクラシック音楽を融合した新しいカタチの音楽フェスティバル「ARITA CLASPA!(アリタ・クラスパ)」が8月9、10日、有田町の焱の博記念堂で開かれる。出演するピアノデュオ「鍵盤男子」がこのほど、佐賀市柳町の浪漫座で無料のゲリラライブを行い、フェスタをPRした。

 「鍵盤男子」は作曲家中村匡宏さんとピアニスト大井健さんによる新感覚の未来型ピアノデュオ。ジャンルにとらわれない多様な音楽に独自のアレンジを施し、超絶技巧の高速連弾を駆使した演奏で、女性を中心に支持を集めている。

 ライブでは「ラプソディ・イン・ブルー」の華麗な演奏で観客を引き込むと、クラシックの名曲をアレンジした「スーパークラシシズム」、オーケストラの音の重なりをピアノのみで表現したラヴェル作曲の「ボレロ」など全7曲を演奏。ダイナミックで繊細な演奏と巧みな話術で魅了した。

 「鍵盤男子」の大ファンで自身もツイッターを中心にピアノの演奏活動を発信している本山拓弥さん(福岡市)は「鍵盤男子の大ファン。1台のピアノで、2人同時に奏でる音とパフォーマンスは迫力がすごかった」と話した。

 「ARITA CLASPA!」について、大井さんは「陶磁器の街・有田とクラシック音楽は伝統の面で通じるものがあると感じる。二つが融合することで化学反応を起こし、両者の文化そのものを楽しめる企画になると思う」。中村さんは「フォーマルじゃなく、Tシャツでふらっと気軽な感じで来てほしい。無料のワークショップを体験して、その後のステージを楽しんでもらうのもおすすめ」と笑顔で語った。

 ▽「ARITA CLASPA!」は全6ステージで構成し、チケットは1ステージ5000円、2日間フリーパスは3万円。問い合わせはカンパニーイースト、電話03(6427)0162=平日11~17時。

このエントリーをはてなブックマークに追加