水で重たくなった服を着たまま、プールサイドにはい上がろうとする園児=佐賀市のリョーユースポーツプラザ

 水に落ちたときの危険について学ぶ落水体験教室が24日、佐賀市末広のリョーユースポーツプラザで開かれた。佐賀市川副町の鳳鳴乃里幼稚舎(松永茂樹園長)の年長児18人が着衣のままプールに入り、水の怖さを体感した。

 洋服を着た状態でプールの中を歩いた園児らは「重たい」「動きにくい」と体の不自由さを訴えた。服が張り付いた体を必死に持ち上げてプールサイドにはい上がるなど、一つ一つの動作に苦戦した。流れのあるプールでは、バランスを崩して流されそうになる園児の姿も見られ、自力で脱出する難しさを学んだ。

 田原花菜(はな)ちゃんは「洋服が体に張り付いて動きにくかった」と教室を振り返った。山下蒼馬ちゃんは「約束を守って川の近くで遊ばない。(川に)落ちたら大声で助けを呼びたい」と誓った。

 落水体験教室は、水に落ちることがなぜ命の危険につながるのかを体験を通して学んでもらうために、同幼稚舎が毎年実施している。リョーユースポーツプラザの山田誠一郎コーチは「少しでも事故が減ってくれれば」と話した。

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