仕事の内容や労働条件などについて企業担当者の説明を聞く高校生の保護者=佐賀市の佐嘉神社記念館

 高校生の保護者を対象にした佐賀県内企業の合同説明会が23日、佐賀市の佐嘉神社記念館で開かれた。企業の担当者と直接やりとりできる貴重な機会とあって、100人以上の保護者が参加した。出展した33社の担当者と面談し、仕事内容や必要とされる知識・人物像など、企業の生の声を熱心に聞き取っていた。

 製薬メーカーや自動車関連会社、小売りや卸、福祉関連などさまざまな企業・団体がブースを設け、保護者らは興味ある事業所から説明を受けた。高校2年生の母親(50)=佐賀市=は「息子や学校からの話だけでは分からない仕事の詳しい内容など、直接聞けてよかった」と参考になった様子だった。

 就職活動での親の役割に関する講演では、ジョブカフェSAGAの職員が「売り手市場でも高卒の離職率(就職3年後)は4割と高い」と説明し、自ら考えて選択し就職先を決める重要性を強調した。

 就職する県内高校生の4割は県外へ出て行く状況。合同説明会は、県内にも多彩な企業があることを保護者に周知し、地元就職につなげようと県が初めて企画し、9日の唐津市に続いて開いた。

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