大卒者らを対象とした県職員採用の第1次試験。373人が教養と専門知識の筆記試験に挑んだ=佐賀市の佐賀大本庄キャンパス

 大学卒業程度を対象とする佐賀県職員の第1次採用試験が23日、佐賀市の佐賀大本庄キャンパスで開かれた。受験者数は373人と前年より41人減っており、大企業の積極採用の影響などを受けている。

 21~29歳を対象に「行政」「教育行政」など12職種90人を募集し、今回からインターネットだけで受け付けた。8職種で受験者数が前年より減り、平均倍率は4・1倍となっている。

 午前中の教養試験では、すでに常識となったICT(情報通信技術)の問題を今回から廃止した。これに伴い佐賀県に関する問題を一つ増やして10問とした。昼からの「専門試験」では、法律や経済、土木などに関する知見を尋ねた。大学生らは試験間際までノートを確認していた。

 1次試験の通過者は7月5日に発表され、2次試験(論文、面接)は7月中旬~8月上旬、合格者決定は8月下旬を予定する。

 人事委員会の担当者は「人手不足で大企業の採用意欲が高まり、ここ数年、受験者が減る『冬の時代』を迎えつつある。選考方法の多様化などの対策を打ち出している」と語った。

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