日本刀を両手で持ち、重さを実感する来場者たち=佐賀市の県立博物館

日本刀を両手で持ち、重さを実感する来場者たち=佐賀市の県立博物館

 多くの名刀を生み出した佐賀藩の刀工「肥前忠吉」の作品を集めた企画展が開かれている県立博物館で22日、日本刀の重さを体感するイベントがあった。来場者たちはさやなどを含めた約1・5キロの刀を両手で持ち、「思ったより重い」と驚きの声を上げていた。

 会場には老若男女が集まった。同館職員で講師の今川泰靖さんが刀を分解しながら部位を説明し、油を塗って拭くなどの手入れ方法を実演した。この後、さやに収まった日本刀を来場者が1人ずつ両手で持ち、重さやさやの感触を確かめた。

 佐賀市大和町から来た男性(57)は「思ったよりずっしりと重く、これを振り回すのは現実的じゃないなと思った。刀は単純に武器というだけでなく、美しさがある」と感想。時代小説を読んで日本刀に興味を持ったという武雄市の女性(23)は「本物に触れたのは今回が初めて。体験型イベントにもっと参加してみたい」と話した。

 企画展は、初代から9代目まで歴代・忠吉の作品を展示している。7月15日まで。

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