交通事故の防止に向けて、学校での取り組みを発表する児童交通指導委員=多久市の小城署多久幹部派出所

交通事故の防止に向けて、学校での取り組みを発表する児童交通指導委員=多久市の小城署多久幹部派出所

多久地区交通安全協会の野口昌英会長から児童交通指導委員の委嘱状を受け取る子どもたち=多久市の小城署多久幹部派出所

 多久市の小学6年生12人が20日、市内3校で交通安全活動に取り組む「児童交通指導委員」に委嘱された。各校のリーダーとして1年間、登下校時に危ないと感じたことなどを同級生や下級生に伝え、子どもたち同士で事故に遭ったり、起こしたりしない環境づくりに励む。

 東原庠舎(とうげんしょうしゃ)東部、中央、西渓校からそれぞれ4人が率先して委員に手を挙げた。多久地区交通協会と小城署、市教育委員会から連名の委嘱状を受け取り、「事故のない多久市にしたい」と決意を語った。

 12人は早速、協会の役員や警察、学校関係者と意見を交わし、交差点で道路を横断中、自動車が一時停止せずに横断歩道を横切ってきたことなどを報告した。

 市内では昨年、小学生が乗った自転車の事故が2件起きた。東部校の委員は、「自転車に乗るときには必ずヘルメットをかぶるよう、ポスターやチラシで呼び掛けていきたい」と話した。

 児童委員は、1983年に市内で相次いだ児童・生徒の交通事故を教訓に始まった市独自の取り組み。田原優子教育長は「皆さんの気付きを大人にもどんどん伝えて」と活動の広がりに期待した。 

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