県産種雄牛に認定された誠華山号

 高品質な肥育素牛を生産する能力を備えた牛「県産種雄牛(しゅゆうぎゅう)」として、新たに誠華山(せいかざん)号が認定された。誠華山号が産ませた牛は枝肉重量が過去最高を記録するなど、質量ともに優良だった。佐賀牛の品質向上や生産拡大に役立つと期待される。

 誠華山号は、日本を代表する黒毛和種の百合茂(ゆりしげ)号を父に、県内トップクラスの肉質を誇る「ほりまき号」を母として交配して生まれた。誠華山号を父とする牛(産子)24頭を肥育し、その枝肉を検定したところ、重量は雄(去勢)1頭の平均が約536キロで県平均509キロを大幅に上回った。霜降りの度合いを示す脂肪交雑の値も7・8(県平均7・5)と肉質も良好だった。今後、誠華山号の精子を採取・凍結して人工授精に使い、良質な子牛を生産、肥育農家に提供する。

 県産種雄牛認定制度は、県産牛の普及拡大を目指して県や農業団体などで組織する県和牛改良検討会が1996年度から実施。毎年2頭ほど選んで検査しており、今回の誠華山号を含め11頭を県産種雄牛として認定している

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