葉の間から、美しいピンクの花をのぞかせる「二千年(大賀)ハス」

開花し始めた聖光寺の「二千年(大賀)ハス」。県内外から見物客が訪れている=多久市多久町

多久市 多久市の国重要文化財・多久聖廟近くの聖光寺で、「二千年ハス」が清らかな花を咲かせた。弥生時代の地層で見つかった種を育てたもので、濃い緑の葉にピンクの花びらが映える。

 「大賀ハス」という品種で、植物学者の故大賀一郎さんが1951年、千葉県の遺跡で見つけたハスの種を発芽させたことから名前が付いた。「世界最古のハス」とも呼ばれ、午前中を中心に直径20センチほどの花を開かせる。

 聖光寺では、種を譲り受けた野中貫應住職が2002年に池を造って栽培を始め、現在は市民有志の守る会(大川内義章会長)が管理している。今月下旬から7月上旬までが見頃で、黄色のハスと大賀ハスが交配した小柄な「舞姫蓮」は8月半ばまで開花を楽しめるという。

 30日午前10時から観察会があり、野中住職や大川内会長が二千年ハスの由来や育て方を教える。尾形善次郎・市郷土研究会長の講演、ハスの種の販売もある。問い合わせは大川内さん、電話090(4699)1289。

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