後継者育成などの事業を話し合った有田焼未来プロジェクトの全体会議=有田町の大有田焼会館

 有田焼未来プロジェクト(代表、深川一太・深川製磁社長)の全体会議が17日、有田町の大有田焼会館で開かれた。本年度は後継者育成やブランディングの事業を展開する。

 同プロジェクトは商工、観光関係者らによる横断的組織として昨年、正式に発足した。有田焼創業400年事業で全国の百貨店を巡回した「有田の魅力展」の実行委員会を母体にしている。

 後継者育成事業は有田焼の事業者と連携して、芸術デザイン系の学生を対象に産地視察やワークショップ、インターンの受け入れ体制構築を目指す。将来的には事業者との提携、町内での就業、起業につなげる狙い。

 ブランディング事業では、有田焼の新たな製品作りに向け、異業種や最新技術との融合の可能性を探る。

 販路開拓事業は、国内向けに昨年まで開いた「有田の魅力展」は予定しておらず、来年度の開催を模索する。海外向けは、中国・深圳市で開かれるお茶博覧会に有田町としての出展が可能か検討する。今月末に松尾佳昭町長が現地視察を予定している。

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