地元老人会婦人部が釜いりした茶葉をもむ東脊振小の児童=吉野ヶ里町永山

地元老人会婦人部が釜いりした茶葉をもむ東脊振小の児童=吉野ヶ里町永山

茶摘み前に生の茶葉を試食する東脊振小の児童=吉野ヶ里町永山

真剣な表情で茶葉を摘み取る東脊振小の児童=吉野ヶ里町永山

 日本茶栽培の発祥の地として地元の理解を深めようと、吉野ヶ里町の東脊振小3年生64人が18日、同町永山の茶畑で茶摘みに挑戦した。同校の校歌には、栄西禅師が茶を中国から持ち帰り、育てたことが歌われており、児童たちは地域の歴史に思いをはせながら丁寧に茶葉を摘み取った。

 日本茶アドバイザーの多良正裕さん(68)と地元の老人会婦人部8人が指導した。児童たちは茶摘み前に生の茶葉を口にし、「苦い」「おいしい」と味を実感。「1、2、3」と芽を上から数えながら摘み取る「一心三葉摘み」を実践した。童謡「茶摘み」を口ずさみながらも、真剣に柔らかい葉を探し、クラスごとに袋をいっぱいにしていた。その後は茶もみも体験した。

 普段からお茶を飲むという永石陽栞(ひおり)さんは「手が抹茶の匂いがする」と初の茶摘みを楽しんだ。茶もみ後に冨吉遼(はる)君は「(成分が出て)葉がねばねばした。おいしくなるように願いを込めた」と話した。

 地域学習の一環で実施した。この日の茶葉は乾燥させて、後日、おいしいお茶の入れ方や歴史を学ぶ。

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