鳥栖市議会の一般質問は17~20日の4日間開かれ、議員18人が次期ごみ処理施設、今議会に提案中の機構改革案などをただした。

 【次期ごみ処理施設】鳥栖市など県東部2市3町のごみを処理する「次期ごみ処理施設」建設予定地から有害物質を含む埋設物が確認され、建設地変更を余儀なくされた問題で、1976年1月発行の鳥栖市報などに「野積みされたごみを埋め立てている」と記載されていることを議員が指摘。埋め立ての事実を「本当に知らなかったか」と質問した。

 橋本康志市長は「候補地の選定方法については特段の定めがなく、土壌評価はしていなかった。結果的に埋設物が確認されたが、建設予定地を決めた当時は私の知るところではなかった」と述べ、市報の記載についても知らなかったとの認識を示した。

 【水質への影響】次期ごみ処理施設建設予定地そばに水道水の水源地がある。水質への影響を問われ、松雪努上下水道局長は「水源地は建設予定地に隣接した宝満川の上流約350メートルにあり、水質への影響はないと考えている。定期的な水質検査の結果も問題ない」と答弁した。

 【機構改革】新産業集積エリアに絡む農地法違反状態の是正と地権者交渉、上下水道局の架空発注問題などを受けて、市は産業経済部について経済部と建設部に分ける部設置条例改正案を提案している。橋本市長は「産業経済部の業務は大幅に増大し、不祥事も受けて、適正な規模での管理監督体制の必要性を考えた」と答弁した。これに対し、複数の市議から「現場の声が反映されていない」などと異議が出された。

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