深緑の葉の間で咲き始めたハスの花=佐賀市城内の佐賀城公園南堀

 佐賀県佐賀市城内の佐賀城公園南堀で、ハスの花が咲き始めている。深緑の葉に純白のブローチを落としたようにお堀を彩っている。

 南堀のハスは主に白い花が咲き、直径は30センチほど。短命で4日ほどで花びらが散ってしまう。

 梅雨入りの遅れで降水量が少なく、多布施川から堀への流入量が減少。栄養が不足し、例年よりハスの背丈が低い。ただ、花付きには影響はなく、6月下旬から8月初めまで楽しめる。

 南堀のハスは、2006年に外来種のミシシッピアカミミガメの食害などで一度は全滅した。その後、地域住民らがハス再生を目指す実行委を組織し、近隣の小学校なども協力した再生プロジェクトが始動。10年目の今年は南堀を埋め尽くすまでに回復した。

 実行委の永原光彦事務局長(76)は「今後もハスを絶やすことがないように地域と連携し、見守っていきたい」と話す。

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