日本―韓国 後半、7メートルスローをセーブするGK岩下(奥)=アリーナ立川立飛

 ハンドボールの日韓定期戦は19日、東京都のアリーナ立川立飛で行われ、男子で世界ランキング22位の日本は同19位の韓国に35―27で勝った。トヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)の酒井翔一朗が先発、GK岩下祐太が途中出場して勝利に貢献した。女子で世界ランク13位の日本は同10位で昨年アジア選手権覇者の韓国に20―31で完敗した。

 男子は前半を12―12で終了。後半は東江雄斗(大同特殊鋼)、吉野樹(トヨタ車体)らが得点を重ね、岩下を中心とした守備も光った。女子は序盤から相手の攻撃を止められず、連続失点を喫してリードを許した。横嶋彩(北国銀行)らの得点で反撃したが、及ばなかった。【共同】

 

 ▽男子

日本35―27韓国

 ▽女子

韓国31―20日本

■GK岩下好セーブ連発

 勝利が決まると、日本男子に歓喜の輪が広がった。韓国戦の白星は2016年以来6試合ぶり。前回まで13勝4引き分け42敗と大きく負け越していた難敵に快勝し、フランスでプレーする主将の土井は「これだけの点差で勝てたのは自信になる」とうなずいた。

 流れを引き寄せたのは途中出場のGK岩下だ。好セーブから速攻につなげ、後半4分すぎからの6連続得点の立役者になった。「守って何点か離せば、こっちに流れが来ると思っていた」としてやったりの表情だった。

 今年の世界選手権は強敵に好勝負をしても勝ち切れず、7戦全敗で終わった。接戦での弱さの克服を目指し、専門家を招いてメンタル面を強化。司令塔の東江は「心の成長は大きく変わった部分」と終盤の追い上げをかわす原動力と認める。「もう負け続けるのは終わり」。土井は力強く言った。

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