筏橋商の生徒が和紙を切るのを見守る佐賀商の生徒=佐賀市の佐賀商高

 韓国の筏橋(ボルギョ)商高の生徒12人が18日、佐賀市の佐賀商高を訪れた。国際的な視野を持った人材の育成を目指す県事業の一環で、両校の生徒は授業を一緒に受けながらコミュニケーションを図り、終始楽しそうに親睦を深めた。

 書道の授業には、グローバルビジネス科の生徒40人が参加し、はがきに和紙をちぎって貼り付けたカードを作った。筏橋商の生徒がカードに筆で「あい(愛)」や「かぞく」といった文字を書き終えると、佐賀商の生徒は拍手し、教室が笑顔であふれた。

 2年生の窪田愛月(あいる)さんは「言葉は通じないけど、身ぶりでコミュニケーションが取れて楽しかった。韓国に興味が湧いた」と声を弾ませた。筏橋商2年のオ・ハヌルさんは「書道は初めてで難しかったけど、面白かった。表情や手ぶりでも心が通じて楽しかった」と満足した様子だった。

 その後、筏橋商の生徒らは選択授業で韓国語を学んでいる生徒25人と交流し、和紙とパステルを使ってコースターを作った。3年生の藤田妃奈子さんは「初めて韓国の人と話したけど、ちゃんと自分の韓国語が通じて話せたから楽しかった」と笑顔を見せた。SNSなどを通じて今後の交流を誓い合う生徒もいた。

 佐賀商高と筏橋商高の交流は2014年から始まり、毎年相互に訪問している。

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